| □ 自分の家にいるような気楽さ・心地好さ 
              精神的安らぎに浸れる環境、 建築
 
      (1) そこが住まいと感じられる落ち着いた雰囲気
        厳めしく堅苦しい表情の施設や病院のような環境ではなく高齢者の方
        が長年住み慣れ、 親しんだ風情 →心に穏やかな安らぎ
      (2) 色、材料、形を優先するのではなく心を優先する
        自然や人のぬくもりを感じて癒される優しいデザイン、テクスチャー
        (刺激的なもの、光沢の強いもの、人工的な質感を避け、家庭的な雰囲気を醸し出す)
 (3) あいまいさ、ゆるやかさを大切にする
 
        ・あいまいなところに人間の精神の宿る余地が出来る
          (気持の豊かさ、人間性の豊かさ)
        ・間 (ま)
        ・場の空気、光・流れる風、 香り立つ匂いを意識した感性に富む、質の高い建築
         (情感、・精神的ゆとり・味わい・明るさ・リラクゼーショ ン・落ち着き) 
 □ 周囲の自然環境や町並みに融和した修景
      (周囲の環境と自然に響き合うデザイン)
      (1) 視線を適度に遮り、 落ち着ける
         空間のあき、 植樹の工夫、 バルコニー柱
          (外の世界・隣室との境にゆるやかなやわらかいクッショ ン)
      (2) やわらかな外観と温もりのある色合い
        高齢者にとっても、近隣の方々にとっても違和感がなく・ 馴染む 
 □ 高齢者、 痴呆の方への充二分なる配慮
      (1) 高齢者の目線
      (2) 安心・ 安全・親近感・心地好さ
      (3) 管理、ケアーする側から考えるのではなく、あくまでも入居者、そして ご家族側からの視点
      (4) 身のまわりの土・木、・緑・水・風を敬い・愛し・一体感を持ち・生活出来る
        ことの素晴らしさ …… 植樹・園芸・ウッディバルコニー
      (5) 懐かしさ …… 露地・濡縁・縁側
 □ 地域の人々との交流の出来ること
      ・入居者 も地域の中に暮ら している一人の市民である という実感(人間と しての尊厳)      ・高齢者の生命力をしぼませない生活の場の形成 (生きる喜び、 生き甲斐)
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